HAインプラントの特徴
従来のインプラントは、全材質がチタンで構成されているチタンインプラントが主流でした。
しかし、現在HAインプラントが脚光を浴びています。
HAインプラントは、材質が2重構造になっており、インプラントの中心部はチタン、そしてその周りにハイドロキシアパタイト(歯や顎と同じ成分)があり、いままでのチタンインプラントでは、抜歯と同時にインプラントを埋入することが困難と云われてきた弱点を補うすばらしいインプラントなのです。
1.歯周病や歯根破折により、骨が大きく失っているケース
2.骨がやわらかくインプラントを埋入しても、動いてしまうケース
(初期固定が取れないケース)
3.上顎洞まで顎の骨の厚みが5ミリ以下の場合
以上のような症例でも、HAインプラントは、埋入する前に特別な骨造成術(GBR)を行う必要はなく
抜歯と同時にインプラントを埋入することが可能です。
また上の奥歯の場合は、上顎洞まで5ミリ以下の場合には、チタンインプラントでは、上顎洞に4ヶ月~6ヶ月間かけて一度骨を再生してからインプラントを埋入していましたが、HAインプラントは上顎度まで1ミリであっても、上顎洞内に骨を填入しながら、インプラントを埋入することができます。(ソケットリフトインプラント)
そのために、HAインプラントは、チタンインプラントと比較して次の点が優れています。
1.治療期間の減少
今まで別々に行ってきた治療方法が同時にできますので、HAインプラントは手術回数が減り、治癒期間が短くなります。つまり、患者様の外科的、精神的な負担が減ることになります。
2.審美的な修復
インプラントの手術はとても繊細さを要求されます。特に上の前歯のように審美性が大変重要視されるところは、同じ部位を何度も手術を行うことにより、歯肉が壊死や裂開をおこす可能性があります。そうなると審美的に取り返しのつかない場合も生じる可能性があります。その点、HAインプラントは処置が同時に行えるので、そのようなトラブルを防ぐことができますし、その日に歯が入ることにより審美的な問題も解決します。
3.ストレスの減少
1本のインプラントを埋入するために、何度も同じ部位を手術することは、患者さんにとっては大変なストレスになります。手術回数が少なくなることは、患者さんにとってストレスの軽減につながります。