治療方針

将来にわたり、後悔のない人生を送っていただくために・・・

治療をしているうちに、見えてきたもの

僕がインプラントをはじめるきっかけとなったお話です。

インプラントを治療に取り入れてなかった時代は、歯を抜いて無くなった場合、歯が無い部位に、入れ歯、もしくはブリッジと呼ばれる差し歯をつなげた冠などを使った治療を行っていました。
その時は、その方法しかなかったのでそれほど疑問もなく、それがベストだと信じて行ってきました。
しかし、治療を行っているうちに、ふと気になることが出てきました。
歯を失ったところに入れ歯を入れ、残っている歯にバネを掛けるのですが、バネを掛けた歯が、数年経つと必ずぐらついてきました。
そして時間が経つとその歯は更にぐらぐらとなり、結局抜くことになり、結果としてさらに大きな義歯を作ることになりました。

また、ブリッジを入れた場合でも、数年の時間が経つとぐらついたり、冠をかぶせた歯が虫歯になったりで結局やりかえたりして、単独で残っている歯と比べて明らかに早く悪い方向に進行していました。

ブリッジや義歯を使った方法では、残りの歯がどんどん失われていくことに気づきました。
そしてやがて総入れ歯に近づいていくことに。義歯やブリッジの治療は結局限りなく総入れ歯に近づく治療なのだと気づいたのです。

歯の健康を目指しているのに、歯を残すために私たちは努力しているはずなのに・・・
治療をすればするほど、この疑問を強く持つようになりました。

その時に出会ったのがインプラントです。

歯を残すためのインプラント

歯にかかる力は奥の歯1本に60㎏以上の力が加わります。
ここで歯を失うと、残りの歯にその分の負担が掛かります。
その過度の負担がダメージとなり、残っている歯に蓄積され、残りの歯の寿命を縮めてしまうのです。

チームで仕事をしている場面を想像してみてください。
一人欠けたらその分の仕事を残りの人でカバーしますよね。一人くらいの仕事量なら頑張れると思います。
でも2人かけ、3人欠けたらどうでしょう。仕事の量が増え、それが続くと過労で倒れてしまうかもしれません。

歯も同じなのです。最初は1本、2本失っただけと思うかもしれません。
でも残りの歯にかかる負担は相当なものとなって、残った歯にダメージを与えていくのです。
ですから少なくなった歯をそのままにして歯を作ることが、悪い影響を及ぼすのは想像がつくと思います。

歯が無くなった場合、どのような治療をするかによって、その人の将来の健康に影響してしまうのです。
1本、2本くらい、と思って放っておいたら、数年後には多くの歯を失い、食べることさえ不自由になってしまう。
もしも1本、2本失ってしまった時に、インプラントによって他の歯に負担を掛けず、バランスよく噛めるようにしていれば、以前と変わらず美味しく食事をしたり、健康な生活を送れることも多いはずです。

僕は多くの困っている方々をみて、健康を維持することがいかに大切であるか、それがどれだけ素晴らしいことであるか、改めて思い知らされました。

そのため最近、ふじた歯科では、歯を失っている、または歯を残すことが困難となった方に対して、選択肢の一つとして、インプラントについてお話をするようにしています。
歯を多く失った後に『こんなことならもっと早く言ってくれたら良かったのに』と後悔される方が近頃増えているからです。
まだそんな先のことまで…と思われるかもしれませんが、ご自分の将来についてしっかりお考えいただき、後悔のない人生を送っていただけたらと思います。

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